okabenoblog

　今日は、校務とアジア民族文化学会の発送事務のために出校。ＫさんとＥさんと「あじみん通信」の発送を行う。２００枚程度の発送で、入れる文書も少ないので２時間半ほどで終了した。Ｋさんの著書『古事記の起源』（中公新書）が刊行されたばかり。昨日家に送られてきた。発送の作業をしながら、本を出すまでのいきさつをいろいろと聞いた。いやはやエネルギッシュな人である。まだこれから出す予定の本が四、五冊あって、時間がないとぼやいている。

　こっちには時間も出す予定の本もない。ただ、書かなきゃいけない原稿だけはけっこうある。来年の四月頃までに三本は書かなきゃいけないことになっている。そんなにエネルギッシュなわけじゃないのに、仕事はエネルギッシュじゃないと出来ないくらいたくさんある。これは、矛盾だ。

　私の勤め先の大学では所謂オープンカレッジをやっているのだが、その担当者が相談に来る。教養講座が少ないので、こんなことじゃだめだ、と意見を前に言ったので、その相談に来たというわけだ。言わなきゃよかったのだが、つい言ってしまうのが私のだめなところで、お蔭で、来年、オープンカレッジで教養講座を持つはめになってしまった。万葉集の講座である。こうやって自分で自分の首を絞めていくのだ。

　明日は、友人の家で餅つき大会があって例年参加するのだが、私は岩波で座談会があって行けない。実は、もう一つ、科研の研究会もあってこれも大事なのだが、これも行けない。こんな風に予定が混み合ってしまう日もあるのだ。

　　　　　師走なんて誰が言ったの猫も走る

　　　　　とりあえず大晦になだれ込め