年賀状を書く2006/12/30 00:31

 年末はさすがにいろいろと忙しい。それなりに正月を迎えるための準備というものがささやかではあるが我が家にもある。まず年賀状作り。これを今日終える。かつては年賀状は書くものだったが、今は、パソコンを使って作るものになった。筆無精で手紙を書くのが嫌いな私にとっては便利で助かる(手書きの暖かみのある年賀状などというものは私には無理です)。世間でも、最近はメールで年賀状を送ったりすることが多く、年賀状が売れないらしい。

 年賀状だけつきあいということがある。年賀状だけでつながっているというのも悪くはないのではないか。特に教員をやっていると教え子とのつきあいは年賀状だけというケースが多い。十年前の何人かの教え子が、就職し、結婚し、子供が出来たと写真入りの年賀状を送って来る。年賀状で人の成長を見るのもいいものである。

 毎年、どういう賀状を作るか悩むのだが、今回はつるし柿の写真を使うことにした(ここでネタをばらすと新鮮みが無くなるかもしれない)。私はあまりデザインにこらない。近況報告のようなものでいいだろうと思っているからだが、うちの奥さんは、写真にこっていて毎年賀状用に写真を何枚も撮っては、結構デザインにこだわっている。なかなか決まらずにいつも年が明けてから年賀状を出す。

 八ヶ岳が真っ白になってきた。本格的な冬!である。

       陽に向かい冬田に寒天干されけり

       冬服に着替えし山の近く見え