神功皇后伝承2006/11/05 01:11

 今日は、学会の例会があったので、茅野から東京へ往復である。特急梓で片道二時間ちょっと。いつも本を読もうと思うがだいたい寝ている。
 例会はY氏の発表。私は司会であった。神功皇后伝承が、福岡や山口県の神社の絵馬に多く奉納されていること。それらは、幕末や明治初期のもので、明治の国民国家形成時に、日本の対外的な意識の高かまりとともにクローズアップされたものである、といった内容であった。
 明治初期における国家と神話の力学、さらには民衆と神話伝承との関係といったものがよくわかった。それにしても日本における神話伝承の裾野は広い。そのことを感じさせる発表であった。
 終わった後は、神楽坂で飲み会。私は途中で抜け出して新宿へ。9時の梓で茅野へ向かった。山小屋についたのが12時。やはり疲れる。
 さすがに茅野駅を降りると寒い。迎えに来た奥さんはそれでも今日はほんとに暖かいと言う。

    秋冬は交替せぬが肌着換え

    冬ぬくし犬と赤子は一段落

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