大晦日 ― 2007/12/31 21:01
昨日今日とけっこう雪が降って、ようやく山の冬らしい景色になってきた。いよいよ大晦日で2007年も過ぎていく。ほんとに一年はあっという間だ。
とにかく目がまわるような一年だったことは確かだ。原稿を書き、会議に出て、授業の準備をし、通勤で疲れ、というように一年が過ぎた。中国の調査は3月と8月に二度行った。それなりに仕事はしている。岩波「文学」での座談会を4回ほど行ったが、座談会をこんなにやったのは初めてで、今となっては楽しい思い出である。
少なくとも私の健康を除いては何とかうまくのりきった一年であった。懸案だった研究仲間のE君の就職が決まったことも今年のうれしいニュースである。しかも、わたしの勤め先(といっても4大ですが)に決まったことはありがたいことであった。また旧知のEさんを嘱託教員という身分であるが我が学科にお迎え出来ることになったこともうれしいことである。
私が学科長をしている学科で受験生がかなり集まっているのもうれしいことである。ここ数年様々な改革をやってきたことがそれなりに成果を上げてきたということだろう。おかげで私の仕事量はかなり増えたが、これも仕方がないことだ。わたしが忙しければ、それなりに人の役には立っているということだから、まあボランティアだと思ってやっていくしかない。
私の研究生活はせいぜいあと10年というところだろう。それまで私の身体が持てばだが。この10年で何が出来るかだが、そろそろいろんなことに手を出すことを止めて、今でやってきたことのまとめにかからなくてはと思う。とすればまとめの時間を如何に作るかだが、来年は時間の使い方にもっと厳しくならなければ。例えば、こういうブログを書くこともセーブしなくてはと思うが、これもこれでけっこうストレス解消で役だっているので、続けようとは思うが。
まとめるなんて考えること自体柄ではないかも知れない。死ぬまで興味あることを追求していてばったり…というのが理想かも。まとめるのは必要と思った誰かがやればいいので、必要が無ければそのままでいいのである。大工はたくさんの家を建てるが、まとめだといって家を建てるわけではない。そういうのでいいのではないかとも思う。ただ、自分の仕事の普遍性とはどういうものなのか、それをすっきりさせたいという願望は常にある。
せめて、その願望をかなえる努力はしなければとは思う。それが一番難しく大変なのだが。
とういうわけで、みなさんよいお年を。
大晦日右往左往の日々惜しむ
とにかく目がまわるような一年だったことは確かだ。原稿を書き、会議に出て、授業の準備をし、通勤で疲れ、というように一年が過ぎた。中国の調査は3月と8月に二度行った。それなりに仕事はしている。岩波「文学」での座談会を4回ほど行ったが、座談会をこんなにやったのは初めてで、今となっては楽しい思い出である。
少なくとも私の健康を除いては何とかうまくのりきった一年であった。懸案だった研究仲間のE君の就職が決まったことも今年のうれしいニュースである。しかも、わたしの勤め先(といっても4大ですが)に決まったことはありがたいことであった。また旧知のEさんを嘱託教員という身分であるが我が学科にお迎え出来ることになったこともうれしいことである。
私が学科長をしている学科で受験生がかなり集まっているのもうれしいことである。ここ数年様々な改革をやってきたことがそれなりに成果を上げてきたということだろう。おかげで私の仕事量はかなり増えたが、これも仕方がないことだ。わたしが忙しければ、それなりに人の役には立っているということだから、まあボランティアだと思ってやっていくしかない。
私の研究生活はせいぜいあと10年というところだろう。それまで私の身体が持てばだが。この10年で何が出来るかだが、そろそろいろんなことに手を出すことを止めて、今でやってきたことのまとめにかからなくてはと思う。とすればまとめの時間を如何に作るかだが、来年は時間の使い方にもっと厳しくならなければ。例えば、こういうブログを書くこともセーブしなくてはと思うが、これもこれでけっこうストレス解消で役だっているので、続けようとは思うが。
まとめるなんて考えること自体柄ではないかも知れない。死ぬまで興味あることを追求していてばったり…というのが理想かも。まとめるのは必要と思った誰かがやればいいので、必要が無ければそのままでいいのである。大工はたくさんの家を建てるが、まとめだといって家を建てるわけではない。そういうのでいいのではないかとも思う。ただ、自分の仕事の普遍性とはどういうものなのか、それをすっきりさせたいという願望は常にある。
せめて、その願望をかなえる努力はしなければとは思う。それが一番難しく大変なのだが。
とういうわけで、みなさんよいお年を。
大晦日右往左往の日々惜しむ
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