しばらくぶりのブログです2016/02/11 00:21

 しばらくブログを休んでいたが、問い合わせもおおいので久しぶりに開始します。理由はいろいろあって、と言うしかない。忙しいのはいつも通りだが、どうも人に向かって文章を書くような余裕がなかったというのが正直なところ。

 でも、どんなに余裕がなくても、仕事はあるし、日常をきちんと過ごさなくてはいけない。それが救いであることもあるしまた辛いことでもあろう。たとえブログのような文章であってもそれなりの余裕が必要なのだとあらためて人に向かってものを言ったり書いたりすることの持つ意味を知らされた。

 こういうことを書くと何か自閉的な生活をしているようになってしまうが、決してそうではない。原稿も書いているし、学校の雑務も人並み以上にこなしている。本もけっこう読んでいるし、毎日のように奥さんと借りてきた韓流ドラマを観ている。

 韓流も最近はほとんど現代もののドラマばかりである。当たり外れはあるが、けっこう見始めるとはまるのが多い。今まで見た韓流現代もので、私のおすすめは「天地人」だ。このドラマを観てキムチを見直した。「天地人」はだいぶ前のドラマだが、最近で一押しは「ミセン」だろう。韓流おきまりのどろどろ恋愛劇や復讐物語でなく、一流商社に契約社員として入った高卒の若者の成長物語だが、会社という組織とぶつかりながら、夢を追い悩み挫折しという商社マンの描き方がとてもいい。

 恋愛、交通事故、復讐といったおきまりパターンで面白かったのは、「伝説の魔女」。SF系の恋愛ドラマとしては「星から来たあなた」がおすすめ。スーパーマンみたいなイケメンの宇宙人がわがままで落ち目の女優と恋仲になるという荒唐無稽な物語だが、女優の演技が抜群で、笑いながら観ていた。タイムスリップものでは「屋根裏のプリンス」があるが、これもまあまあ面白い。

映画では「国際市場で逢いましょう」がよかった。中国映画の「唐山大地震」も泣けたが、これも泣ける映画。両方とも、朝鮮戦争や大地震で離ればなれになった家族の再会の物語。

 読書では、面白いと思ったのは、橘玲『(日本人)』(幻冬舎文庫)。この日本人論、けっこう目からウロコが多い。意外な統計資料を使って日本人の世俗性、個人主義、合理的な生き方を明確に論じて行く。国家をフレームワーク(枠組み)だけにして、退出自由な無数のグローバル共同体を創造していくという作者のユートピアには賛成だが、伝統的共同体などすでにないものの如く論じて行くところが不満である。この人は共同体というものを、人々が必要に応じて作ったり壊したり出来るものとみているところがある。そう簡単なものでもない。

 エンタメ系としては、村上龍『オールドテロリスト』、米澤穂信『王とサーカス』、与澤田瞳子『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』。ピエール・ルメトール『天国でまた会おう』上下などを読んだが、特におすすめというわけではない。

 まあ、こんな調子で、忙しく過ごしているというところです。

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