それでも入試を行う2011/03/12 22:53

 今日はB日程入試で出校。駅までのみちすがら、石塀が崩れている家もある。割合遅れもせずに学校へ到着。助手さん達は昨日から泊まり込んでいた。何人かの学生も帰れずに泊まり込んだらしい。定員割れするのではと心配しているわれわれとしては、他の大学のように試験中止などというわけにはいかない。こういう状況でも来てくれる受験生を大事にしなくては。

 何人かが欠席した。中には交通機関の影響で来られない受験生もいた。むろん、そのような受験生のための対応策も決めた。それで、明日も出校ということになった。

 中国から安否を気遣うメールが来た。わが短大の学生の中に壊滅的な被害をうけた被災地出身の学生もいる。学生は東京にいるが、実家との連絡が取れないらしい。心配である。無事であるといいが。

 研究室はほぼ無傷であった。揺れが南北の向きだったらしく、本棚は南北の壁に立てかけてあるので、本は飛び出さなかったようだ。ただ15階にあるので、この階にいた人は、かなり揺れたらしくほんとうに怖かったという。

 まだかなりの数の行方不明者がいる。無事であることを祈るばかりである。

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