忘年会が続く2010/12/20 00:25

 先週の土曜は昔の仲間の忘年会だったが、日曜はマンションの忘年会。近くの料理屋で行った。参加者は少なかったが、いつもながら和気あいあいである。最近越してきて初めてお目にかかる人もいて、このひとなかなか面白い人で、とても親しくなれた。ちなみに、マンションに歌舞伎業界に勤めている人がいて、海老蔵の話をいろいろと聞くことが出来た。月曜は、私が名ばかりの客員教授をしている中国関係の某学院の懇親会。つまり忘年会である。初めて出た。元大使とかジャーナリストとかけっこう偉そうな人たちばかりで、知り合いは誰もいない。私は相変わらずウーロン茶で、さすがに、終わるまでの時間をもてあました。出なきゃよかったと反省した。

 昨日今日と研究会&忘年会。私は相変わらずウーロン茶の忘年会である。昨日は古代の会で、今日は遠野物語の研究会。今回は私の発表だったが、なかなかうまくはいかなかった。少しまとめすぎたのがよくなかったようだ。

 混沌としたことを考えていたのだが、つい、整理してしまう癖があって、誤解の余地のないようにしてしまう。こういうのが善いとされる場合もあるが、嫌われる研究会もある。嫌われる方だったのだが、混沌としたことを語る度胸というものがまだないということである。

 今日の午前中に、昨夜から書いていた某学会誌の論文を何とか書き上げて送る。こちらは定型というテーマ。こっちは混沌としたことを何とかあまり整理せずに仕上げた。学会誌なので不評かも知れないが、それなりに面白く書けたとは思っている。

 明日は午前中研究会で午後が授業。火曜は勤め先の会議とそのあと忘年会。水曜は、今度は学会の会議があってそのあと忘年会。私はたぶんいずれもウーロン茶である。しかし、こんなに忘年会が続いたのは久しぶりだ。でも、酒が飲めないので、ずいぶんと楽である。帰りも気分が悪くないし帰ってから一仕事できる。昨日の夜の帰り、小田急に乗ったが満員なのにやけに空いている車両があった。乗ったら、床にだれかの嘔吐物があって、誰も近寄らないのでそこだけ空いていたというわけだ。この時期、時々こういうのを見かける。

 何とか締め切りに間に合うかたちで原稿を書き終え、少し楽な気分で年を越せそうである。しかし、1月末締め切りの原稿が三本ある。来年の授業計画も書かなきゃいけないし、相変わらずなのだが、この忙しさ毎年少しも変わってはいない。こうやって歳を取っていくばかりだが、そろそろ自分の仕事をきちんとまとめなきゃと、思う。去年もその前の年も思った気がするが、来年こそはと、また繰り返すばかりであるが、そのうち何とかなるに違いないと、やはり思うばかりである。

       いつもながら異人談義で年暮れぬ