就職対策2009/05/18 10:39

 我が家のマンションの庭もすっかり夏の庭になった。先日、市役所の人が来て、保存樹木の算定に来た。けっこうたくさんあった。保存樹木に指定されると、勝手に伐採は出来ないが、指定樹木の手入れなどに補助が出るという。何せ、うちのマンション、庭は入場料をとって見せるくらいに立派なものだから、庭の管理にけっこう金がかかる。少しでも管理費が安くなれば助かる。

 関西で感染者が拡大し、ついに90人を越えた。いつ東京に来るのか、時間の問題だろうと思うが、なかなか落ち着かない。日曜(17日)は父母懇談会。学生の父母を学校に招いて懇談するというもので、毎年やっているが、今年は例年の倍の人数が来校。父母もいろいろと関心を抱いている、ということか。

 最近、大学の入学式や卒業式の会場で、父母たくさん付き添いでくるものだから、収容する場所がなくて困っている。講堂でやるのだが、父母の人数が多くて入りきらないのである。どうも、最近は両親だけではなく祖父母も一緒に来るという。三世代が来るわけで、これじゃ入りきらないわけである。

 父母の話を聞くと、みなさんいろいろと不安を感じていることがわかる。特に就職についての不安が多い。そうだろうと思う。資格をいくつとったらいいか、という質問がけっこう多い。私は、資格がないと就職に不利ということはない。一番大事なのは学校の勉強をしっかりやって良い成績をとることで、それが最大の資格ですと答えることにしている。

 企業の人事担当者と話す機会があるが、資格の事をたずねるとだいたいおなじ事を言う。問題は人柄やモチベーションであって、看護師のような高度な資格なら別だが、それ以外の資格は就職の際にはあまり関係ない。ただ、どういう学生生活を過ごしたかという一つの資料にはなるという。

 学生は不安だから資格をとろうとするが、大事なのは、人柄を磨くことだ、というわけだ。ただ人柄を磨くのは難しいが。要するに、真面目さや、積極性、明るさなど、誰が見てもいい人だな、と常識的に思える要素を、少なくとも面接の時に発揮出来るようにしろ、ということで、そのためには、普段からそういう姿勢や生き方を意識した方がいいということだろう。むろん、人は、そんなに明るくはないし、時には落ち込むし、人との付き合いが誰でも得意なわけではない。そういうこともまた大事な個性である。

 だが、社会で働くということは、そういうやや内向きな個性はできるだけ抑えなくてはならない。特にサービス業という職種で働く以上はそれが求められる。農業や製造業は、別に無口でも話し下手でもかまわない。だが、サービス業はそういうわけにはいかないのだ。

 自分はほんとは暗い、でも人からは明るい人だと見られる、現代はそういうように自分を意識している者が多い。だからストレスが溜まるのだが、それは実は今の社会を生きる為には必要な意識の仕方である。生き方に幾分演技が入らないとなかなか乗り切るのは難しいのである。

 結局、生き方を明るくしろなんて誰にも言えない。言えることは、演技でもいいから、積極的に明るく振る舞いなさい、ということである。難しいが、現代では誰も無意識にそういう生きる技術を身につけている。それを早く身につけなさい、ということでもある。それが、就職対策なのである。

                        緑はもう陽射しに真向かいに立つ

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