一週間が終わる…2008/06/01 01:11

 ようやく一週間が終わった。今週は月曜から土曜(今日)まで毎日出校である。金曜と土曜の午前中は、高校教員への説明会。そして、今日の午後は古代の会という研究会。

 古代の会は、白族の古い詩文と、詩経の勉強会である。白族の詩文は、石碑に刻まれたもので、漢語で書かれているが、白語を漢語で記した文字がある。それは訓であったり、音だけを利用したりと、かつて和語を漢字で表したときの方法がだいたいあてはまる。その意味でとても面白い。中国側の訳文や資料がかなりあるので、若手がこれからそれらの資料を読んでいく。私は、ただ参加して彼等の研究からおおくのものを得たいと思う。都合のいい立場だが、だいぶ疲れてきたので、許してくれるだろう。

 また、詩経の国風を、Tさんが調べて発表してくれている。中国や日本の注釈を比較し、さらには少数民族の歌文化なども用いながら、どう読めばいいのか、検討しようというものだ。K氏は、この研究会の成果は20年後に、その時生きていて一番元気な人がまとめればいい。そのくらいの気持ちでやればいいと言う。たぶん私は生きていないだろう。生きていたとしても、元気はないと思う。

 さすがに疲れが溜まって、今日の研究会はしんどかった。帰り、すずらん通りの居酒屋で飲み会。引っ越しをして一番いいと思うのは、帰りが楽なことだ。夜遅く、川越に帰らなくてすむのが助かる。

 明日は知りあいの歌人の朗読会に行く予定であったが、さすがにその元気がなくなった。引っ越しの整理がまだすんでいるわけではないので、引っ越しの整理と休養だ。

       六月や二十年後をふと思う

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