ついに引っ越しの日なのだが…2008/05/16 00:48

 明日引っ越しである。今家の中は惨憺たる状態である。奥さんも私もさすがに疲れ果てて、体調が良くない。明日の朝には引っ越しの業者が来るというのに、まだ片づかない。

 チビは、自分の寝場所がなくてあっちへこっちへとうろうろしている。まったくどうなることやらである。

 このパソコンも、梱包して運ぶことになるが、向こうで無事に使えるようになるかどうかわからない。いやインターネットが無事につながるかどうかもわからない。

 考えてみれば二人で家財やら本の梱包を全部やるというは無理な話なのだ。が、今さら愚痴っても仕方がない。何とか間に合わせるしかないだろう。

 明後日(土)は奈良へ科研の会議で出かける。次の日の日曜は、午前中から父母懇談会で出校。京都を朝早く出て学校に向かう予定。来週の土、日は、上代の大会で九州へ出かける。要するにほとんど空いている日がない。つまり、段ボールに詰め込まれた本などを書棚に並べる時間など当面ないということになる。

 今日は近所に明日越しますのでと挨拶。みんなに寂しくなるね、と言われる。こっちも寂しい。それなりに隣近所の付き合いはあったからだ。今度はマンションでそういう付き合いはあるのだろうか。

 ここへ越して来てから、向こう両軒三隣りのおばあさんが相次いで亡くなった。隣の子供の成長も、親との喧嘩も、子育ての苦労も見てきた。ここは家の前が路地になっていて、外部から車が入ってこないところなので、隣近所の付き合いが下町的である。

 今度はそういう風にはならないだろうと思う。一応世田谷近くなので(世田谷ではありません)、下町というようなところではない。ただ、もう30年も前に出来た小さな古いマンションで、もともと居住者が出資して作ったコーポラティブハウスとかいうマンションと聞いている。むろん、今では世代が代わって、最初から住んでいる人は少ないだろうと思うが、他のマンションよりは住民同士の結びつきは強いかも知れない。

 前の居住者に聞いたら、マンションの庭に大きな桜の樹があって、春には住民が花見をするそうだ。前の居住者は花見当番だったということだ。そういう当番なら悪くはないと思う。

 引っ越してからどうなることやら、である。無事にこのブログに戻れるかどうか。

           五月の空の下越して行く雲

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