師走2007/12/05 00:00

 相変わらず会議が続く一日を終えて帰路につく。そろそろ年末の賞与が出る頃だが、毎日疲れ果てているので、感動がない。とにかく、風邪を引かないように過ごしてはいるが、この調子だといずれ年末にはダウンするだろう。

 インフルエンザが猛威を振るっているそうだ。とりあえず明日予防注射をする予定ではいるが、問題はウィルスに打ち勝つ体力だろう。なにしろ、何を食べてもコレステロール過多になる体質だから、あまり、カロリーのあるものを食べないので、体力は落ちっぱなしである。

 そろそろ、来年の準備でいろいろと慌ただしい。学会の方も来年の計画を立てているところで、私のところにもいろいろ依頼が来る。授業の準備や、時間割もそろそろ考えなくてはいけない。今年で退職なさる先生の後任も探さなくてはいけない。12月は、またいろいろと忙しいのである。

 じっくりと、いままでの研究を自分なりにまとめて一冊の本を書きたいのだが、なかなか難しい。特に、雲南省の民族文化についてはまとめなければならないと思っている。が、これがなかなかなそう簡単ではないのだ。私の取り得は、独りよがりになるくらいのぎりぎりのところで自分なりの論理を建てるところだと思っている。そういう論理がないところで本を書いても仕方がない。ありきたりの報告や紹介ではつまらない。

 まだ勉強不足だと言うことだ。忙しいが、まだまだ資料が足りないし、本も読まなくてはならない。むろん切りのない話だが、ここいら辺でいいやというところまでは、まだ行っていない。本を書くのは学科長を辞めないと無理かも知れない。この12月に選挙がある。再任の可能性もある。再任されない可能性もある。再任されないほうがいいのだが、どうなることか。いずれにしろ、来年は、もう少しゆっくり生きなければと思うのだが、来年のスケジュールを決めるこの12月の忙しさを考えると、それも無理そうだ。
  
師走走る足の腿の走るまま