北川辺田園散策2007/04/29 23:24

 何となく病状報告になってしまうが、昨日は一日家で静養。チビの散歩が短めだがようやく出来るまでには回復した。それでも、身体のだるさは取れない。本も読めない。これがつらい。今日は、毎年この時期の恒例行事なのだが、北川辺に住む友人の農家に遊びに出かける。

 毎年この時期に友人達が家族連れで北川辺を訪れ、田んぼなどを散策して帰ってくる。北川辺は、渡瀬遊水池と利根川の合流する地点にある一面水田地帯だ。かつてはよく川が氾濫したところで、農家の納屋には今でも船が格納されているところがある。私の友人はここで農業をやりながら塾を開いている。農業委員とかやっていて地元の名士といったところだ。

 親はすでに九十歳を過ぎて健在。今度家を建て替えるという。二世代住宅にするそうだが、古くからの農家で土地はあるから、われわれから見たらうらやむような大きな家になりそうだ。

 私の体調はだいぶ良くなった。普通に身体を動かしてもそれほど疲れなくなった。ここまで回復するのに一週間かかった。長いというか、短いというか、連休に間に合ったという意味ではよかったというところか。ただ、まだ、病み上がりの体調であるのは確かで、すぐに疲れてしまう。

 今日はほんとうにいい天気だ。北川辺ではもう田植えはほとんど終わっていた。水田の上を通る風が五月のぬるさである。田圃の畦道の野蒜などを摘んだり心地よく歩いた。帰りにいつものことなのだが、苺とトマトを土産にもらって北川辺を後にした。

    夏近し畦の野蒜に蛙たち