なんとかなるさ2007/04/06 00:40

 仕事場から見える皇居の桜はまだきれいだ。といって見に行くほどの余裕もない。今、ガイダンスの真っ最中でとにかく忙しい。カリキュラムが新しくなったせいで、しかも、履修登録をウェブ上でやるという新しい仕組みがかなり強引に導入されたため、誰もがその仕組みに上手く対応しきれていないのだ。

 それでも三日前の入学式では緊張していた新入生も、もう何人かの友達グループを作って相談に来る。友達を作るのはほんとに速い。羨ましい限りだ。入試の面接で会った学生が明るい顔をしているのを見ると何となくうれしくなる。ただ、気分がいいのは今の時だけだ。授業が始まればそうはいかない。私語を止めなさいとかたぶん怒鳴ってしまう日々がくるだろう。

 アメリカの大学の日本校に通っていた学生が入学して単位認定を申請した。こういうケースは初めてで、いろいろと調べた。というのは、外国の大学の日本校は、現在日本では各種学校の扱いで正式な高等教育機関としては認められていない。ということは、単位認定はだめなのではという意見もあったが、よく調べると、05年、日本校であっても外国の大学と同等のカリキュラムであれば、日本校と日本の大学との単位互換を認める、という法令の出ていたことがわかった。つまり、外国の大学に留学したのと同じ扱いにするということである。どうやら、外国の大学から抗議があったらしい。

 ということで、単位を認めることにした。いろいろなことが起きる。社会が変動していることの証である。

 今日は、仲間との飲み会があったが、二部のガイダンスがあり夜遅くなり、疲れ果ててそのまま家に帰る。花の宴だったかもしれないが、今そんな余裕はない。10日までに20枚の原稿を書かなきゃいけない。今はもう6日だ。でも、何とかなるさ。そういう言い方を世に知らしめた植木等は亡くなった。でもこの言葉は生きている。私もこの言葉にだいぶ救われた気がする。

           花の宴人の生き死に置いといて

           植木翁春に逝くなんとかなるさと