忙しい日々戻る2010/01/09 01:41

 今日から初仕事。午前中歯医者に行き、昼家に戻りチビの散歩をして学校へ。今日は奥さんが新年会の連チャンで午前中から夜まで家にいない。午後早めに夕方の散歩をわたしがしたというわけだ。

 入試関係の仕事で学校では珍しい肉体労働の雑務であった。私は20代ずっと肉体労働をしていた。当時は体力にも自信があった。植木を扱う農協に勤めていたとき、一番大変だったのが、大型トラックに山ほどの藁で編んだ薦を倉庫に運ぶときだ。たぶん一束20キロはあったろう。がさ張って持ちにくい。トラックの荷台から手かぎでひっかけ肩に担いで倉庫に積み上げていく。積み上げると7、8メートルの菰の山が出来る。夏の暑いときは全身汗だくで、体中が藁まみれになった。

 三〇代になって大学院にはいるので仕事を辞め、肉体労働をしなくなったらとたんに太り始め、いっきにメタボ体質になった。それ以来、私の身体は私に対して職業の選択を間違っているという信号を送り続けている。しかし、今更肉体労働にもどれはしない。

 6日に山小屋近くのスキー場で2時間ほど滑ったのだが、その後遺症か、体中が痛い。情けない。かつては早朝一人で苗場まで車で行き、一日滑って日帰りで帰ってきたというのに。今それをやったら私の身体は一週間は使い物にならないだろう。スキー場で半日のリフト券を買ったのだが、料金表にシニア割引というのがあった。ためらったが安いのでつい何歳からかと聞いたら55歳からだという。アラ還世代の私は立派なシニア割引の対象なのだ。見栄を張ることもなくシニア割引にした。それにしても、最近このシニア割引が目立つ。  

 東京に帰ってからメールなどを整理していたら、1月5日締め切りの短歌時評の原稿があることがわかった。そういえばそんな依頼のメールがあったのを思い出したが、年末年始は山小屋のパソコンでウェブメールで対応していたので、以前にもらったメールをチェックできず、締め切りをずっと先のことだと思っていたのだ。実は、古事記の方の締め切りは20日である。こっちばかりが頭にあって、別の方を忘れていたというわけだ。

 急いで書き出す。間に合うわけ無いけど。でもこれくらいの遅れはいままでもあることで、連休中に書けば何とかなるだろう。

 ブログを書いているところじゃないのだが、何枚かの年賀状にブログ読んでますと書かれていたりするので、こっちもおろそかには出来ない。そんなこんなで、忙しい日々が戻ってきた。   

ついにもう仕事始となりにけり