よい年でありますように2009/01/02 15:07

みなさんあけましておめでとうございます。

私は一日には山小屋へ戻って参りました。

さあ仕事をしなきゃと思っているのですが、新年早々もう疲れてしましました。

今年はこんな調子で過ぎていきそうです。

 白血病で闘病中の知り合いのブログを読み、知り合いの自分の命を冷静に観察する態度に感動し、私のブログのぬるさが身に沁みました。昔のブログの文章を読むとけっこう世の中に対して鋭いことを言っていたのに、最近、そういうのがなくなってきたようで、人からもそう言われます。

 でも別にいいんです。鋭くなくても。こういう時代、わたしなどより鋭いことを言う人がたくさんいます。世の中の矛盾が鮮明に見えて来たからです。私も鋭いことを言わなくてはなどと思うのはもう卒業して、そろそろ持ち時間の計算もしないと、と思っています。  
 今の持ち時間では出来ることはそんなに多くはないようです。が、がんばれば何とかまとめられそうな本は何冊かはありそうです。今年は無理そうですが、何とか本を出そうかと思ってます。

 今日、二日は、別荘地の新年会でした。この別荘地には定住者が30軒ほどあって自治会を作ってます。つまり一つの村になっていて、その他長期滞在者たちもふくめてオーナー会という組織があり、その親睦会の一つが新年会なのですが、他の別荘地と違って、住民同士の互助会的なネットワークがしっかりしていて、おもしろいところです。

餅つきがあり、こどもたちも餅をついて楽しそうでした。

 定年後に別荘地に定住する人が増え、高齢者率はかなり高いので、こういう互助会のネットワークがあるとみなさん助かります。ただ、別荘地には他の人と関わりたくない人も多くいて、なかなかみんなが参加するというわけにはいかないようですが。

 雪のない暖かい正月ですが、いろんな意味で厳しい世の中になっています。お互い、互助会ではないですが、もう少し助け合うような社会になればいいのにと思うこの頃です。それではみなさん今年がよい年でありますように。

           餅をつく小さな腕を讃えけり