霧氷2008/01/14 00:14


 昨日(土)の午後は東京ドームで勤め先の新年会。後援会主催でなかなか豪華な新年会である。科長になるとさすがに出席せざるを得ない。行くと、来賓扱いである。最初に壇上で理事や学部長のみなさんと鏡開きをさせられる。私には似つかわしくないが、これも仕事である。

 メタボには天敵とも言えるフルコースの料理をたいらげ、終わるやいなや新宿駅に行き、梓に飛び乗った。茅野に奥さんが迎えに来てくれて、山小屋に。かなり寒くて、出がけに車が凍り付いていてドアを開けるのに大変だったそうである。

 途中スーパーによって買い物をしたが、柳の枝を売っている。何に使うのかと思ったら、小正月の繭玉作りに使う枝である。さすが、地方のスーパーである。東京のスーパーでは売ってない。そのことに妙に感心した。そういえばそろそろどんど焼きだろう。この地域ではかつてあちこちでやっていたのを見かけたが、最近はあまり見かけない。寂しい限りである。

 今日は天気が良くて山は霧氷でとてもきれいである。別荘地で定住してる何人かの人と八島湿原に行くことになった。雪景色がきれいだろうから行ってみようというので、車二台に分乗して昼に出かけた。

 思ったより雪が少なかったが、樹々は霧氷をまとい日光に反射してきらき光っている。こういう光景にはなかなか出会えない。冬は厳しいところだがこういう光景と出会える楽しさがある。鷲が嶺という山の途中まで登って周囲の山々の風景を存分に楽しんで降りてきた。

 帰り車山スキー場のレストランによって昼を食べようということになり、寄ってみたら、大変な混雑である。このスキー場がこんなに混雑するのは珍しい。来てしまったのだからとにかく食べようというので、私は蕎麦コーナーで、天ぷら蕎麦を頼んだ。ここの天ぷら蕎麦は実は有名で、とにかく、天ぷらが山のようになって出てくる。高さは20センチはあるかき揚げの山が一皿にてんこ盛りになってるのである。写真に撮るのを忘れたことが悔やまれる。

 むろん一人で食べられる訳がないが一人前である。さすがに半分食べてもてあました。身体中天ぷら油のにおいがする。噂に聞いていたがこれはすごい。

 昨日と今日といい、メタボの私には最悪の食生活となった。明日は混みそうなので午前中に帰る予定だ。

          もの狂ひて凍りたる路を歩く