アボガド料理2007/11/14 00:38

首の調子はまあまあといったところ。職業病でしかもその職業を辞めるわけにはいかないので、簡単には治らない。だましだまし付き合っていくしかない。

今日は会議日で朝から夕方までうんざりするほどの会議だ。来週から始まる公募推薦や指定校推薦の応募人数のデータが入ってくる。おかげさまでわが学科は順調である。短大は6割が定員割れを起こしているが、うちはむしろ逆の現象で、入学数はここ数年増えている。ただ、楽観視はしていられない。今年の出生者数は108万だという。現在の18歳の人数は確か130万弱であるから、18年後には確実にそこまで落ちるわけである。

短大という教育機関がどこまで持つのかそれも分からない。が、そうであっても、わが短大が現在必要とされているのは確かだ。とりあえず、短大の上位の中の上位に位置するという評価は得ている。最後の短大を目指すのだといつも言っているのだが、どうやら最後の短大になったようである。が、問題はその最後がいつかである。そう簡単に来てもらっては困る。しぶとく生き残るつもりでいる。

会議の合間に授業の準備でワープロに向かう。首が痛くなってきた。授業の感想や質問を集めて次の授業にその中のいくつかを文章化して、その答えや、学生の感想に対する私の感想やら授業で言いたかったことなどをワープロで打って、それを印刷し次の授業の前に配るのである。講義科目では授業中に対話することは難しいので紙を通して対話しているというわけだ。やり始めて後悔した。けっこう大変なのである。何せ三つの授業でやっているから。

夕方卒業生たち5人と神保町のアボガドの料理の店に行く。二年前の卒業生で、編入して今学部の四年生もいる。みんなとは久しぶりである。懐かしい顔で2年前の授業のことやら遠野に合宿で行ったことやら思い起こしたのだが、何人かは顔は分かるが名前が出てこない。最近よく名前が出てこない。特に私は名前を覚えるのが苦手で、これでよく教師をやっているものだとあきれているくらいだ。これも老化である。

いろいろと話が盛り上がった。アボガドの料理も悪くはない。ここのところ辛いことばかりで、今日は久しぶりに楽しく一日を終えることが出来た。 

            教え子とアボガドを喰う冬日和

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