薪割り2007/11/03 01:31

木曜の夜に山小屋に来て、そのままばたんと寝て、今日は一日論文の執筆。との予定だったが、午前中は、山小屋の冬支度で薪割りをしなければならなく、薪割りである。が、何も、斧を振り下ろして薪割りをするわけではなく、油圧式の薪割り機があるので、それを使って割っていくのである。

細い枝の切断や、長さを揃えるためのカットは、電動鋸やチェンソーを使う。それなりに機械化されているのである。むろん、気分によっては斧を使うこともあるが、そんな余裕はないので、機械を使って何日分かの薪を用意した。かなり重たい薪を運んだせいで腰が痛くなった。

気分転換にはなったとは思う。午後から資料などを読み構想を練る。といっても構想はだいたいは出来ているので、あとはどう具体化していくかだけである。でなければ締め切りを10日に控えて今頃書き出しはしない。『文学』の座談会で語ったり考えてきたことを、整理して論にするつもりだが、それだけでは面白くないので、より大きな展望に従って書くつもりだ。私の取り柄は大風呂敷を広げてしまうところにあるので、日本の和歌の抒情論を書くつもりで書いてみたい。

明日は、古代の学会の会合がある。論を書かなきゃいけないのだが、(実は、これでもあせっているのです)。顔を出す約束なので、出かけるつもりだが、用がおわったらすぐに帰って論を書かなきゃ。

周囲の山はかなり葉が散っていて、紅葉というよりは枯れ山に近くなっている。紅葉時は見逃した。だいたい、枯れ野や枯れ山になってからこちらへ来る。季節の変わり目がもっともはっきり見える時期である。

       見渡せば枯葉枯葉さ午後の杜

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